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夜勤のメリット・デメリット|夜勤に向いている人の特徴や働くときの注意点

目次

夜勤の仕事をしたいけど、これまでと生活サイクルが変わるのが不安だと考えていませんか?

昼夜逆転の生活になる夜勤には、メリットとデメリットがそれぞれあります。

これから夜勤のある仕事をしたいと考えているのであれば、メリット・デメリットをよく理解しておく必要があるでしょう。


この記事では、夜勤で働くメリットやデメリットの他に、夜勤で働くときの注意点なども紹介しています。

働き始めてから後悔しないためにも、夜勤がどういった働き方で、何に気を付けるべきかを押さえておきましょう。


夜勤の働き方って?


夜勤には、常に夜勤で働く夜勤専属と日によって働く時間が変わるシフト制の、2通りの働き方があります。


シフト制の場合はさらに2交替制勤務と3交替制勤務があり、それぞれ働き方も変わります。

ここでは、2交替制の働き方と3交替制の働き方の違いを確認しておきましょう。


2交替制勤務

2交替制勤務は、日勤と夜勤の2交替制です。

10時間働き、間に2時間の休憩を取るというスタイルが一般的です。

勤務先によっては、日勤が8時間労働で夜勤が16時間労働としているところもあります。


労働基準法では「1日の労働時間は8時間まで」と定められていますが、この場合は例外として変形労働時間制が適用されます。

変形労働時間制を適用する場合は、1週間の勤務時間が40時間になるよう休みを多くするなどの調整が必要です。


3交替制勤務

3交替制勤務では、日勤・準夜勤・夜勤の3交替制で働きます。

2交替制勤務より労働時間は短く、8時間勤務で休憩は1時間というのが一般的です。


日勤・準夜勤・夜勤という3パターンの働き方になるので、2交替制勤務よりはシフトが若干複雑になります。


夜勤の後に日勤が続けて入らないように、シフトのローテーションが変わるときは、休日を挟みます。


夜勤のある職種


夜勤がある仕事にはどのような種類があるのでしょうか。

夜勤のある職種の一例を紹介します。


  • 工場や倉庫
  • コールセンター
  • ホテル
  • コンビニ
  • 介護施設
  • 施設の警備員
  • 入院施設のある病院
  • 運転手
  • 清掃員
  • エンジニア
  • 土木作業員 など


このように、24時間人手が必要な職種の多くで夜勤を取り入れています。


夜勤のメリット


続いて、夜勤で働くメリットを見ていきましょう。

夜勤のメリットとして挙げられるのは、以下の三つです。

  • 給料が高い
  • 通勤ラッシュに影響されない
  • 日勤の仕事よりも楽な場合もある


それぞれの項目について解説します。


給料が高い

労働基準法では、22時から翌5時までは、通常の賃金より2割5分以上高く設定するように定められています。

そのため、夜勤は日勤で働くよりも給料が高くなります。


3交替制の場合は、日勤と夜勤に加え準夜勤という勤務体系が加わるので、2交替制勤務よりも夜勤の割合が多くなり、その分給料も高くなるでしょう。


通勤ラッシュに影響されない

毎朝の通勤ラッシュは、日中働く人にとって大きな負担となるものですが、夜勤の場合は、通勤ラッシュに巻き込まれることがありません。


勤務前に通勤ラッシュというストレスがないのは、夜勤ならではのメリットといえるでしょう。

朝の通勤だけではなく、帰宅時も同様に込み合うことはありません。

朝早く起きる必要もないので、朝が苦手な人にも向いています。


日勤の仕事より楽な場合もある

夜勤の場合、職種にもよりますが、日勤よりスタッフが少ない傾向があります。

管理職もいないことが多いので、楽な気持ちで働けます。

人間関係に煩わされるリスクも少ないはメリットの一つといえるでしょう。


また介護職の夜勤のように、入浴介助など負担の大きな業務がないなど、日勤より仕事自体が楽なケースもあります。


夜勤のデメリット


夜勤で働くことはメリットばかりではなく、大変なことももちろんあります。

夜勤のデメリットとして挙げられるのは次の三つです。

  • 体調管理が大変
  • 家族との予定を合わせにくい
  • トラブルの対応が難しい場合もある


体調管理が大変

夜勤の仕事は、生活のリズムが乱れやすく、体調を崩しがちです。

シフトで日勤と夜勤が変わるたびに就寝時間が変わるので、なかなか寝付けずに睡眠不足になるケースがあります。

家族の生活音が気になって、日中は眠れないという人もいるでしょう。


生活リズムが安定しにくいので、体調管理をしっかり行う必要があります。


家族との予定を合わせにくい

家族や友人との予定を合わせにくいというのも、夜勤で働くデメリットの一つです。

会社や学校は土日が休みになるのが一般的です。

しかし夜勤の場合は、平日の昼間が休みというケースが多いので、思うように予定を立てられません。


せっかく土日が休みになっても、次の夜勤に備えて眠らなくてはいけないこともあります。


トラブルの対応が難しい場合もある

夜勤ではスタッフの人数が少なく管理職がいないことが多いので、万が一トラブルが起きたときは、自分で対処しなければなりません。


夜勤のメリットとして、「人が少なく管理職がいないので気が楽」という点を挙げましたが、トラブルが起きたときは、それがデメリットとなる場合があります。


夜勤の仕事に向いている人


メリットやデメリットを踏まえた上で、夜勤の仕事に向いている人の特徴を見ていきましょう。

夜勤に向いている人の特徴として挙げられるのは以下の通りです。

  • 夜型の人
  • 体調管理が得意な人
  • どんな状況でも眠れる人


夜型の人

夜の方が活動的になるという人は、夜勤の仕事が向いています。

朝型の人だと、そもそも夜勤の時間に起きていることがツライものですが、夜活動することが負担にならない夜型の人なら、その点も自然にクリアできるでしょう。


朝起きるのが苦手な人や、日中はどうも調子が出ないという人も、夜中に働く夜勤の仕事が合っているのかもしれません。


体調管理が得意な人

就寝時間や勤務時間が変わっても、体調管理を徹底できる人は夜勤の仕事に向いています。

自分の生活リズムを乱さないよう、勤務時間に合わせて柔軟に食事や睡眠を取ることで、夜勤でも体調を崩さずに働けるでしょう。


体力に自信がある人も、夜勤の仕事に向いていることが多いです。

体力があって多少のことでは体を壊さないという人であれば、夜型の生活に無理なくシフトチェンジしやすいでしょう。


どんな状況でも眠れる人

夜勤の場合、日中の明るいうちに眠ったり、家族が活動しているときに休んだりしなくてはいけません。

日の明るさや家族の生活音に影響されずに、眠るときは眠り休むときは休めるという人は、夜勤で生活リズムを乱されることもないでしょう。


どのような状況でも自分のペースで睡眠時間を確保できる人は、夜勤の仕事に向いています。


夜勤で働くときの注意点


夜勤で働くのであれば、いくつかのポイントに気を付けておく必要があります。

夜勤で働くときに気を付けたいポイントは以下の通りです。

  • 睡眠の質を高める
  • 夜勤明けの食事に気を遣う
  • 家族の理解を得る


具体的に見ていきましょう。


睡眠の質を高める

夜勤明けに眠るときは、十分な睡眠時間を取るとともに、睡眠の質を高める工夫をしましょう。

睡眠の質を高める3つの方法を紹介します。


  • 遮光カーテンを使って日の光を遮る
  • 家族の生活音が気になる場合は耳栓をする
  • 寝る前に軽く運動する


この3点に気を付けることで、夜勤明けの睡眠の質を高め、ぐっすり眠ることができるでしょう。


夜勤明けの食事に気を遣う

夜勤明けは消化の良い食事を取るようにしましょう。

夜勤明けは帰宅してすぐに眠ることになりますが、消化にエネルギーを使うと、睡眠の質が下がります。

胃腸に負担をかける脂っこい食事や甘いおやつなども控えましょう。


野菜をたっぷり使った味噌汁や鶏肉、ゆで卵などは、消化しやすいので夜勤明けの食事として最適です。

その際、食べ過ぎると消化に時間がかかり、結局無駄にエネルギーを使うことになります。

食べ過ぎないようにすることも大切なポイントです。


家族の理解を得る

家族と生活リズムが合わないと、徐々にすれ違いも多くなります。

家族が起きている時間に眠るため、話をする時間も減るでしょう。

自分の仕事を理解してもらうためにも、家族とのコミュニケーションは大切にしましょう。


夜勤明けに出かけるときは、家族に協力してもらい、仮眠の時間を取るのもおすすめです。


まとめ


夜勤の仕事は、夜の活動が苦にならない人や自分で体調管理をしっかりできる人におすすめです。

給料が高く、通勤ラッシュのストレスもない夜勤の仕事ですが、生活が不規則になりがちで体調を崩しやすいというデメリットもあります。


夜勤の仕事をするのであれば、体調を崩さないように、睡眠や食時にも気を配りましょう。

今回紹介した、夜勤で働くときの注意点も参考にしてください。

夜勤の仕事を続けるなら、家族の理解と協力を得ることも忘れないでくださいね。





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