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【初心者向け】アプリ開発・作成の流れを解説!おすすめの勉強法や必要なものも紹介

「アプリ開発は初心者でもできる?」
「おすすめの学習方法を知りたい」
このような疑問をお持ちではないでしょうか。
 
結論、初心者でもアプリ開発は可能です。開発方法は複数ありますが、ノーコード/ローコードツールを使用すればプログラミングの知識がなくてもアプリを作成できます。
 
本記事では、初心者がアプリを開発する方法や手順について解説します。アプリ開発に必要なものやおすすめの勉強法も紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

目次

【おすすめ記事】開発エンジニアとはどのような仕事?職種や求められるスキル・向き不向きを解説

素人でも独学でスマホアプリは作れる?


結論として、素人でも独学でスマホアプリの作成は十分可能です。現在活躍しているアプリ開発者の中には独学でスキルを習得した人もおり、未経験者でも挑戦できる環境が整っています。
 
なお独学でスマホアプリを開発するためには、事前にスマホアプリの基礎知識を理解しておくのが大切です。アプリ開発の基礎知識は、プログラミング言語や開発ツールなどがあります。例えばiOSアプリなら「Swift」Androidアプリなら「Java」や「Kotlin」といった言語の習得が必要です。
 
また独学は自分で勉強時間を自由に確保できる点も魅力です。スマホアプリ開発には、オンライン講座や書籍など多様な教材が揃っており自分のペースで学べるため、初心者でも安心して進められます。

スマホアプリは主に3種類ある

スマホアプリは主に以下の3種類に分類されます。

  • ネイティブアプリ
  • Webアプリ
  • ハイブリッドアプリ

ネイティブアプリは、特定のプラットフォーム(iOSやAndroid)向けに開発されたアプリで、高いパフォーマンスとユーザー体験を提供できる点が特徴です。プラットフォーム専用の言語(iOSならSwift)で書かれているため、デバイスの機能を最大限に活用できます。
 
Webアプリは、ブラウザを通じてアクセスされるアプリです。インターネット接続が必要ですが、HTMLやCSS、JavaScriptを使って開発されておりプラットフォームに依存しないため、どのデバイスでも利用できます。
 
ハイブリッドアプリは、ネイティブアプリとWebアプリを組み合わせたものです。主にHTML5を使用して開発されており、ネイティブの機能にもアクセスできます。開発コストを抑えつつ、さまざまなプラットフォームに対応できる点が魅力です。
 
各種の特性を踏まえた上で、開発するアプリの方向性を考えましょう。

iPhoneとAndroidのどちら向けに作るべき?

iPhoneとAndroidのアプリ仕様は異なるため、それぞれの特性を理解する必要があります。
 
iPhone(Apple)は厳格な審査基準が設けられており、品質に重点が置かれています。品質に重点が置かれてはいるものの審査は早いため、アプリをすぐにリリースできます。またiPhoneユーザーは最新アプリに対する興味が高い傾向にあり、注目を集めやすい点も特徴です。
 
Androidはユーザー層が幅広くさまざまなデバイスで利用されるため、品質管理が難しいです。さらにAndroidの審査は複雑で、クリアするには高い技術力が求められます。
 
なお現在日本国内でのiPhoneとAndroidのシェア率は、ほぼ同等です。

  • iPhoneの利用率:49.6%
  • Androidの利用率:50.1%

したがってアプリ開発の際は、ユーザーのニーズやアプリの特性に応じて適切なプラットフォームを選ぶのが大切です。
 
参照:MMD研究所|メイン利用スマホのOSシェアiPhoneが49.6%、Androidが50.1%
 

アプリの開発・作成方法は3通り


アプリの開発・作成方法は大きく分けて以下の3通りがあります。

  • プログラミング言語を使用した開発
  • ノーコード/ローコードツールを使用した開発
  • クロスプラットフォーム開発ツールを使用した開発

1つずつ解説します。

プログラミング言語を使用した開発

プログラミング言語を使用した開発は、一からアプリ機能を構築する方法です。具体的にはiOSでは「Swift」Androidでは「Kotlin」や「Java」などの言語を使用します。
 
プログラミング言語を使用した開発のメリットは、自由度の高さです。プログラミング言語は独自の機能を設計できるため、ニーズに特化したアプリを作成できます。プログラミング言語が組み込まれていると、アプリの最適化やメンテナンスもスムーズに行えます。
 
一方でプログラミング言語のスキルがないと開発できないため、初心者にとっては難しいです。また開発環境の準備などに時間とお金がかかります。
 
プログラミング言語を使用した開発は、プログラミングの基礎を理解している人や特定の機能を忠実に再現したいと考えている人におすすめです。

ノーコード/ローコードツールを使用した開発

ノーコード/ローコードツールを使用した開発は、プログラミングの知識がなくてもアプリを作成できる手法です。
 
ノーコード/ローコードツールは視覚的に操作しやすいため、初心者でも直感的に構築できます。開発スピードも速く、アイデアを素早く形にできる点も魅力です。
 
しかしカスタマイズの自由度が制限されやすく、特定の機能やデザインに対応できない場合があります。またシステムの拡張性やパフォーマンスの問題も考慮しなければならず、大規模、複雑な機能を持つアプリ開発には向いていません。
 
ノーコード/ローコードツールはプログラミングの知識がない人や、小規模プロジェクトでのアプリ開発を行う人におすすめです。

クロスプラットフォーム開発ツールを使用した開発

クロスプラットフォーム開発ツールを使用した開発は、一度のプログラミングでiOSとAndroidの両方のOSに対応したアプリを構築できる手法です。
 
メリットは開発の効率の良さです。一度のコード作成で両方のプラットフォームに対応できるため、時間とリソースが節約できます。共通のコードベースの使用でメンテナンスがしやすく、バグ修正や機能追加がスムーズに行える点も魅力です。
 
一方でクロスプラットフォーム開発は、プラットフォーム固有の機能にアクセスする際に制約が生じる場合があります。ユーザー同士の接続やパフォーマンス面でネイティブアプリに劣る可能性もあり、市場での競争力が弱まるリスクも存在します。
 
クロスプラットフォーム開発ツールを使用した開発は、限られたリソースで複数のプラットフォームにアプローチしたい人、スタートアップ企業や小規模プロジェクトで迅速にアプリを市場に投入したい人におすすめです。
 

初心者におすすめなのはノーコード/ローコードツールを使用した


初心者におすすめなのはノーコード/ローコードツールを使用した作り方です。なぜおすすめと言えるのかを以下の3つの理由に分けて解説します。

  • プログラミング知識が不要、または最小限で済む
  • 開発時間を短縮できる
  • 学習コストが低い
  • 【注意】カスタマイズ性や機能性は制限される

プログラミング知識が不要、または最小限で済む

ノーコード/ローコードツールを使用した開発は、プログラミング知識がなくてもアプリを作成できます。ノーコード/ローコードツールは、視覚的に操作でき、ドラッグアンドドロップで要素を配置するだけでアプリの設計が可能です。
 
コードを一から書かなくてもアプリの機能を簡単に組み合わせて実装できるため、初心者でも挑戦しやすいといえます。
 
ただしプログラミングの知識が全く無いと、特定の機能やデータの処理が難しい可能性があります。ノーコード/ローコードツールを使用する場合でも、最低限のプログラミング基礎スキルは身につけていたほうが安心です。

開発時間を短縮できる

ノーコード/ローコードツールはコード不要で視覚的、直感的に操作できるため、プログラムを書く時間が大幅に削減できます。
 
また多くのノーコード/ローコードツールは、あらかじめ用意されたデザインや機能を搭載しているため、一からデザインを構築する手間もかかりません。アプリ開発の時間を短縮できればリリースも速くなり、ユーザーや市場の需要に応えられるでしょう。
ノーコード/ローコードツールは、短時間で効率的にアプリ開発を進められる点が魅力です。

学習コストが低い

ノーコードやローコードツールはプログラミング言語や複雑な開発環境を学ぶ必要がなく、短期間でアプリを作成できるため、学習コストを抑えられます。
 
ノーコード/ローコードツールはプログラミングコードやデザイン技術の知識が乏しくても操作できるため、初心者でも比較的開発に取り組みやすいです。
 
あらかじめ搭載されているテンプレートやサンプルプロジェクトを活用すれば、効率的に学びながら具体的な成果物も得られます。また多くのツールでは教育用のリソースやチュートリアルも充実しているため、開発を進めながら学習が可能です。
ノーコードやローコードツールは実践を積み重ねながらスキルを習得できる点が大きな魅力といえます。

【注意】カスタマイズ性や機能性は制限される

ノーコードやローコードツールは多くのメリットを得られる一方、カスタマイズ性や機能性が制限されている場合があります。状況次第では理想通りのアプリを作成できないため、しっかりとした理解が必要です。

  • 既存のテンプレートや機能を活用してアプリを構築するため特定のニーズに完全に対応できない可能性がある
  • プラットフォーム固有の機能やデバイスの性能を最大限に引き出せない可能性がある
  • カスタマイズに制約がかかるとトレンドや市場の変化に迅速に対応できない可能性がある

ノーコード/ローコードツールは、初心者や知識が乏しい人でも簡単にアプリを開発できますが、デメリットを理解したうえで選択するのが重要です。
 

アプリ作成の手順を8ステップで解説


アプリ作成の手順を8ステップで解説します。

  1. ツールを選択する
  2. アカウントを作成し、環境設定を行う
  3. アプリを設計する
  4. UI/UXを構築する
  5. データベースを構築する
  6. 機能を充実させる
  7. テストとデバッグを行う
  8. アプリを公開する

1つずつ見ていきましょう。

1.ツールを選択する

アプリ開発のツールにはたくさんの種類があるため、まずはどのツールを選ぶかを考えます。代表的なツールと特徴を、下記にまとめました。

Glide

・      ノーコード開発でプログラミング知識がなくてもアプリをドラッグアンドドロップで設計・開発できる

・      Googleスプレッドシートと統合でき、スプレッドシートをデータソースとしてリアルタイムでアプリにデータを反映できる

・        デバイスごとにデザインが自動調整され、スマートフォンやタブレットに最適化された表示ができる

Adalo

・        ノーコード開発でプログラミング知識がなくてもアプリをドラッグアンドドロップで設計・開発できる

・        内蔵のデータベース機能を使ってユーザー情報やアプリのデータを簡単に管理・設定できる

・        iOS、Android、Web用アプリを同時に作成でき、広範囲なデバイスに対応できる

Bubble

・        ノーコード開発でプログラミング知識がなくてもアプリをドラッグアンドドロップで設計・開発できる

・        デザインや機能を自由にカスタマイズでき、独自アプリを作成できる

・        データベース管理や複雑なワークフローの設定簡単で、ユーザーインターフェースとバックエンドのすべてを一元管理できる

STUDIO

・        ノーコード開発でプログラミング知識がなくてもアプリをドラッグアンドドロップで設計・開発できる

・        スマートフォンやタブレットなど、さまざまなデバイスに対応したデザインを自動的に調整できる

・        リアルタイムプレビューで設定やデザインの変更を即座に確認できる


目的やニーズをよく考えた上で、自分に最適なツールを選びましょう。 

2.アカウントを作成し、環境設定を行う

使用するアプリを選んだら、アカウント登録を行います。例えばGlideやBubbleの場合は、公式サイトからサインアップを行い、ユーザー情報を入力しましょう。
 
次に環境設定を行います。多くのツールでは初回ログイン時に基本設定を行う手順になっているため、アプリの順序に従いましょう。
 
必要な設定が完了したら、作業を開始できます。ツールによってはチュートリアルやヘルプセンターの利用が可能なので、随時利用すると効率よくアプリ開発を進められます。
 
なお環境設定を行う際は、パスワード管理やセキュリティ設定をきちんと行うのが重要です。アカウント情報が漏洩すると開発したアプリやデータが危険にさらされるため、強力なパスワード設定や二段階認証をかけておきましょう。

3.アプリを設計する

アプリ設計はアプリの機能性に直結するため、非常に重要な部分です。アプリ設計は、目的やターゲットユーザーを明確にしてから取り組みましょう。
 
またワイヤーフレームの作成もおすすめです。ワイヤーフレームは、アプリのレイアウトや各画面の構成を視覚化したものです。ユーザーが使いやすいインターフェースを実現するためには、ナビゲーションがシンプルで直感的に操作できるものが良いでしょう。例えばボタンの配置やメニューの構造を工夫すると、使い勝手が向上します。
 
アプリの設計段階では、目的を持ちながらユーザー体験を重視したアプローチが求められます。ユーザーファーストを意識して進めると、完成度の高いアプリが作成できるでしょう。

4.UI/UXを構築する

アプリ開発において、UI(ユーザーインターフェース)とUX(ユーザーエクスペリエンス)の構築は非常に重要です。良いUI/UXはユーザーの満足度を高め、再利用率を向上させます。
 
まずUIに関しては、視覚的なデザインが重要です。色使いやフォント、ボタンデザインの工夫などを行うと、ユーザーにとって親しみやすいアプリを作成できます。
 
UXはユーザーの全体的な体験を指すため、ナビゲーションの利便性や情報の探しやすさが重要です。具体的にはユーザーのアプリ内での動きを意識し、メニューの配置や各機能へのアクセスを考える必要があります。
UI/UXの構築には時間がかかりますが、ユーザーの利便性を考えて設計すれば、競争の激しいアプリ市場で生き残れるでしょう。

5.データベースを構築する

データベース構築は、どのようなデータを扱うのか、データ同士の関係はどうするのかを考える必要があります。例えばユーザー情報や商品情報、取引履歴などをリストアップし、それぞれのデータがどのように関連しているかを明確にします。
 
次にデータベース管理システム(DBMS)を選定しましょう。選定の際は、アプリの特性や将来的なスケーラビリティを考慮するのがポイントです。関係データベースやNoSQLデータベースなど用途に応じたDBMSを選定すると、パフォーマンスを向上させられます。
 
データベースの構築は、あらゆるアプリの根幹を支える重要な作業です。適切に設計して管理すれば、アプリの性能を向上させユーザーに快適な操作性やデザインを提供できます。

6.機能を充実させる

魅力的でユーザーにとって便利な機能はアプリの価値を高め、競合との差別化につながります。
 
機能を搭載する際は、ユーザーニーズを明確にするのがポイントです。例えばフィットネスアプリの場合は、ユーザーの進捗を記録する機能や食事のチェックリストなどが考えられます。
 
また機能の優先順位も考えなければなりません。多数の機能を一度に実装しようとすると、開発コストや時間がかかります。まずは最低限必要な機能を中心に開発を進め、後から追加機能や改善点を検討するアプローチが効果的です。

7.テストとデバッグを行う

テストとデバッグは、リリース前にアプリの不具合を事前に発見して修正する目的があります。主なテストは以下のとおりです。

  • ユニットテスト:個々の機能が正しく動作するかを確認する
  • 統合テスト:複数の機能が組み合わさったときに問題がないかを確認する
  • UIテスト:ユーザーインターフェースの動作を確認し使い勝手を確認する
  • パフォーマンステスト:アプリが高負荷でも正常に動作するかを確認する

デバッグとは、見つかったバグや不具合を修正する作業です。デバッグツールを利用すると、エラーログを確認して原因を特定しやすくなります。開発の初期段階から定期的にデバッグを行うと、早めに問題を対処できます。
 
テストとデバッグをきちんと実施すれば、アプリの信頼性を高めてユーザー満足度を向上させられるでしょう。

8.アプリを公開する

アプリを公開する際は、プラットフォームの選定が重要です。
 
主なプラットフォームとしては、iOS向けの「App Store」やAndroid向けの「Google Play Store」などが挙げられます。プラットフォームごとに手続きが異なるため、事前にガイドラインや要件を確認しておきましょう。
 
またアプリを公開する際には、開発者登録を行い必要な情報を提供する必要があります。例えばApp Storeではアプリのアイコンやスクリーンショット、詳細な説明文を記載しなければなりません。
 
プラットフォームの選定後は、アプリのビルドを作成します。ビルドとは、エンジニアが作成したソースコードをコンピュータで実行可能なソフトウェアやアプリケーションに変換する作業です。
 
アプリが正しく動作するか最終確認を行い、必要なテストを経てビルドを完成させます。その後ビルドを適切な形式でプラットフォームにアップロードし、バージョン番号やリリースノートなどを記しましょう。
 

アプリを開発したいときに必要なもの


アプリ開発に必要なものは、下記の4つです。

  • パソコンまたはスマートフォン
  • 開発環境(IDE)
  • UI/UXデザインの知識
  • 開発者アカウント

1つずつ理由を解説します。

パソコンまたはスマートフォン

アプリ開発には、パソコンまたはスマートフォンが必要です。特にパソコンはプログラミングやデザイン作業など広範囲に対応できるため、1つは持っておきましょう。
 
パソコンは、各種の統合開発環境(IDE)やコードエディタが揃っており、高度なプログラミング作業が行いやすいです。例えばAndroidアプリ開発ではAndroid Studio、iOSアプリ開発ではXcodeといった専用のソフトウェアを使用できます。
 
また画面が大きいため複数のウィンドウを開いて作業しやすく、効率的に開発を進められます。
パソコンの購入が難しい場合は、スマートフォンでも使ったアプリ開発が可能です。最近はスマートフォン専用のアプリ開発ツールやプラットフォームが増えており、初心者でも比較的簡単にアプリを作成できます。
 
ノーコード/ローコードプラットフォームを使用すれば、プログラミングの知識がなくてもアプリ開発が可能です。ただしスマートフォンの場合は、複雑な機能や大量のデータを扱えない可能性があります。

開発環境(IDE)

開発環境(IDE)はアプリ開発には欠かせません。良い開発環境はコードの記述、編集、デバッグがスムーズに行えるため、生産性が向上します。
 
代表的な開発環境として挙げられるのが「Android Studio」です。Androidアプリ開発に特化した開発環境で、さまざまな機能が備わっています。例えばコード補完機能やリアルタイムのエミュレーター、デバッグツールなどが用意されており、初心者でも扱いやすいです。
 
iOSアプリ開発では「Xcode」が人気です。視覚的に設計できる機能や、コード作成時のエラーを即座に検出するための機能が充実しています。XcodeはApple製品に特化した環境のため、SwiftやObjective-Cなどのプログラミング言語を用いて効率的にアプリを構築できる点も特徴です。
 
アプリ開発に取り組む際は、それぞれの開発環境の特性を理解した上で、ニーズに合ったものを使用しましょう。

UI/UXデザインの知識

アプリ開発の際には、UI(ユーザーインターフェース)とUX(ユーザーエクスペリエンス)デザインの知識も欠かせません。良いデザインが施されたアプリはユーザーの満足度を向上させ、再利用を促進します。
 
UIデザインは、見た目や操作感を設計する要素です。具体的にはボタンの配置や色使い、フォントの選定などが含まれます。UIが適切に整備されると、ユーザーは直感的にアプリを操作できるようになり利便性が向上します。
 
UXデザインは、ユーザーがアプリを使ったときの全体的な体験のことです。具体的にはナビゲーションの設計や、フローの最適化などが挙げられます。良いUXはアプリを使う楽しさや利便性を高め、利用者の確保に繋がります。
 
UI/UXデザインの知識があるとユーザー思考のアプリ設計に役立つため、多くのユーザーに支持されるでしょう。

開発者アカウント

アプリを開発する際は、開発者アカウントが必要です。アプリをアプリストアに公開するには、公式アカウントを持っていなければならないからです。公式アカウントが公開されていれば、ユーザーが安心してアプリをダウンロードできます。
 
アプリストアにはiOS向けの「Apple App Store」と、Android向けの「Google Play Store」があります。Appleは「Apple Developer Program」Googleは「Google Play Developer Console」へ登録し、それぞれ年会費と登録料が必要です。
 
開発者アカウントはアプリを公開するだけでなく、アプリの更新やデータ分析、ユーザーからのフィードバックの受け取りなどが可能です。開発者アカウントを上手く活用してアプリ開発に役立てましょう。
 

アプリ開発のためにおすすめの勉強方法


アプリ開発におすすめの勉強方法は、以下の4つです。

  • オンライン学習サイト/動画
  • 書籍
  • 公式ドキュメント/リファレンス
  • サンプルコード/チュートリアル

また、実際に働きながらスキルを身につける方法もあります。ワールドインテックのITS事業では、未経験でもアプリ開発に携われる教育や研究体制が整っているため、働きながら技術習得が可能です。

オンライン学習サイト/動画

オンライン学習サイトや動画は質の高いコンテンツが豊富に揃っており、自分のペースで学習を進められます。自宅で必要な情報をいつでも得られるため、忙しい人でも勉強しやすいです。
 
オンライン学習サイトにはUdemyやCodecademyなどがあり、プログラミング言語やアプリ開発の基礎から高度な技術まで網羅したコースが揃っています。動画を見ながら実際に手を動かせるため、より理解を深めやすい点が特徴です。
 
ただし教材によって学べる内容や質が異なるため、口コミを呼んだりトライアルを試してみたりして事前に評価や学習内容を確かめるのが大切です。

書籍

書籍は体系的に知識を身につけられ、基礎から応用までをきちんと学べます。また試し読みができるため、事前に内容を把握できる点もメリットです。
 
書籍を選ぶ際は、自分が学びたいプログラミング言語やフレームワークに特化したものを選びましょう。例えばSwiftを使ってiOSアプリを開発したい場合は「Swift実践入門」や「Swiftではじめる iPhoneアプリ開発の教科書」などがおすすめです。
 
ただし書籍は内容が古い場合があるため、最新であるかは必ず確認してください。プログラミングの世界は常に進化しているため、古い情報をインプットしてしまうと実際の開発現場で苦労する可能性があります。

公式ドキュメント/リファレンス

公式ドキュメントやリファレンスは、具体的な使用方法や設定、機能について詳細に説明されているため、最新技術や標準に基づいた正確な知識を得られます。
 
学習方法としては、まず自分が使用するプログラミング言語やフレームワークの公式サイトにアクセスし、リファレンスを確認しましょう。例えばAndroidアプリ開発の場合は「Android Developers」iOSアプリ開発なら「AppleのDeveloper Documentation」が該当します。
 
公式ドキュメントは、初心者が特定の技術を学んだり機能を実装したりする場合におすすめです。正確な情報が提供されており、問題が発生した場合でも適切に解決策を見つけられます。
ただし公式ドキュメントは技術的な用語を多用しているため、初心者にとって読み解くのが難しいでしょう。

サンプルコード/チュートリアル

サンプルコードやチュートリアルは、実際のコード例を通じて具体的な技術を理解できます。
 
学習方法としては、特定のプログラミング言語やフレームワークに関連するサンプルコードを探します。例えばGitHubや公式ドキュメントには豊富なサンプルコードが掲載されているため、機能の実装について学べる点が魅力です。
 
またチュートリアルは、初心者でも基本的な操作から応用まで幅広く学べます。特に講師や質問機能などが付いているチュートリアルはその場で動作を確認できるため、実践的な技術を身につけられます。
 
ただしサンプルコードやチュートリアルをそのままコピーするだけでは、理解が浅くなりがちです。あくまでも参考にしながらコードを自分なりに変えてみる、新しい機能を追加してみるなどの試行錯誤が必要です。

まとめ

アプリ開発は、初心者でも可能です。特におすすめなのはノーコード/ローコードツールを使用した開発で、プログラミングの知識がなくてもアプリを作成できるため、初心者はノーコード/ローコードツールから始めると良いでしょう。
学習方法として挙げられるのは、オンライン講座や書籍、チュートリアルなどです。それぞれメリットや向いている人が異なるため、自分に合った方法で勉強を進めましょう。

また独学ではなく、実際に働いて経験を積みながらスキルを身につける方法もおすすめです。
ワールドインテックのITS事業では、未経験でもアプリ開発に携われる教育や研究体制が整っているため、働きながら技術を取得できます。エンジニアの成長・キャリアップに向けて、業務で必要となる技術や知識の研修だけではなく、最新技術動向の共有や、一人ひとりが身につけたいスキルを習得するためのサポート体制の見直し、さらには評価制度もエンジニア主体で構築しており、エンジニアを中心としたチーム作りを目指しています。
働きながら外部の研修が受けられるe-learningシステムも導入しており、資格受験手当も充実しています。
働きながら、会社の福利厚生を使用して資格取得ができるのは、魅力の一つと言えるでしょう。

アプリ開発の仕事に興味をお持ちの方は、ぜひITS事業部に応募してみてください。

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