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フィールドエンジニアの志望動機の書き方を例文付きで解説!内定直結のポイントも紹介

フィールドエンジニアへの道を目指すあなたにとって、志望動機の書き方は非常に重要です。面接や履歴書において、自己PRとともに重視される志望動機は、あなたのキャリアへの意欲や企業への熱意を伝える貴重なチャンスといえます。


この記事では、フィールドエンジニアを目指すうえで押さえておきたい志望動機の書き方を、例文を交えながら具体的に解説します。未経験者から経験者まで、内定に直結するポイントを網羅しているので、ぜひ最後までご覧ください。


目次

フィールドエンジニアとはどんな職業?



フィールドエンジニアとは、主に機械やシステムの設置、保守、修理などを行うエンジニアのことを指します。顧客先で実際に作業を行うため、「現場で活躍するエンジニア」という意味でフィールドエンジニアと呼ばれます。技術的な知識だけでなく、顧客とのコミュニケーション能力も求められる職業で、多種多様な業界でその需要は高まっています。
 
主な仕事内容は以下の3つです。

  • 製品トラブルの解決
  • 機器の設置サポート
  • 製品についての説明・営業

 
フィールドエンジニアの仕事内容については、以下の記事でも解説しているので参考にしてみてください。
【あわせて読みたい!】
フィールドエンジニアの仕事内容とは?向いている人の特徴やキャリアパスを解説
フィールドエンジニアがきついって本当?その理由や向いている人について解説


フィールドエンジニアの志望動機を書くポイント



フィールドエンジニアを目指す人が志望動機を書く際は、以下のポイントを意識しましょう。

  • 仕事に活かせるスキルをアピールする
  • 志望企業でなければいけない理由を明確にする
  • キャリアパスを明確に伝える

 

仕事に活かせるスキルをアピールする

フィールドエンジニアを目指す際には、自身が持つ技術的スキルや過去の経験を活かせる点をアピールすることが大切です。
 
例えば、「これまでに培った機械工学の知識を活かし、実際の機械設置・保守に携わりたい」といった具体的な表現をすることで、志望動機の説得力を高めることができます。
 

志望企業でなければいけない理由を明確にする

なぜ、その企業を選んだのかという点も、非常に重要なポイントとなります。
 
「御社の技術力の高さに惹かれた」「御社の製品に感銘を受けた」といった、企業独自の強みや魅力に触れることで、企業研究をしていることもアピールできます。
 

キャリアパスを明確に伝える

自分がフィールドエンジニアとしてどのようなキャリアを築いていきたいのか、具体的なビジョンを持っていることもアピールポイントです。将来的には技術指導やマネジメントのポジションを目指すなど、長期的な視点でのキャリアプランを提示することが推奨されます。


【未経験者】フィールドエンジニアの志望動機の書き方例文



ここからは、未経験者がフィールドエンジニアの志望動機を書く際の例文を紹介します。

  • 表彰歴をアピールする場合
  • 今後に活かせるスキルをアピールする場合

 

表彰歴をアピールする場合

表彰歴をアピールするする場合の書き方例文は、以下になります。
 

私は、大学在学中に〇〇コンテストにて優秀賞を受賞した経験があります。このコンテストでは、〇〇の課題を解決するためのシステムを開発し、発表しました。この経験を通じて、チームワークの重要性と、顧客のニーズを的確に把握することの重要性を学びました。
 
貴社は、〇〇の分野において高い技術力と豊富な経験を持つ企業です。私は、これまで培ってきた技術力と問題解決能力を活かして、貴社のフィールドエンジニアとして、顧客の課題解決に貢献したいと考えております。

 
例文では、コンテストの内容、受賞理由、得られた経験、それをどのように仕事に活かせるかを具体的に説明しています。
 
また、熱意と意欲を伝えることで、面接官に好印象を与えることができます。自分の表彰歴に合わせて、例文を参考にして志望動機を作成してください。
 

今後に活かせるスキルをアピールする場合

今後に活かせるスキルをアピールするする場合の書き方例文は、以下になります。
 

私は前職で、〇〇メーカーのOA機器の営業担当として5年間勤務していました。顧客の課題をヒアリングし、最適な製品を提案することで、顧客満足度向上に貢献してきました。また、製品に関するトラブル発生時には、迅速かつ丁寧に解決に努めました。
 
これらの経験を通じて、顧客とのコミュニケーション能力、問題解決能力、そして技術力といったスキルを身につけました。これらのスキルは、貴社のフィールドエンジニアの仕事においても活かせると考えております。
 
貴社は、業界トップクラスの技術力と顧客満足度を誇る企業です。貴社でフィールドエンジニアとして働くことで、更なるスキルアップを目指すとともに、顧客の課題解決に貢献したいと考えております。

 
ポイントは、今までに培ってきたスキルを具体的に示すことです。また、応募企業でどのようにそのスキルを活かしたいか、明確にすると良いです。


【経験者】フィールドエンジニアの志望動機の書き方例文



続いて、経験者がフィールドエンジニアの志望動機を書く際の例文を紹介します。

  • 折衝経験をアピールする場合
  • 機械へのスキルをアピールする場合

 

折衝経験をアピールする場合

折衝経験をアピールするする場合の書き方例文は、以下になります。
 

私は前職で、OA機器のフィールドエンジニアとして5年間勤務しておりました。顧客の現場に訪問し、製品の設置、メンテナンス、修理などを行っておりました。
 
特に力を入れたのは、顧客との折衝です。 顧客の要望を丁寧に聞き取り、最適な解決策を提案することで、顧客満足度向上に貢献しました。
 
例えば、ある顧客から、プリンターの印刷速度が遅いというクレームを受けたことがあります。 私は、プリンターの状態を詳しく確認し、原因が用紙の詰まりであることを特定しました。そして、顧客に用紙の交換方法を丁寧に説明し、問題を解決しました。
 
このように、私は顧客との折衝を通じて、問題解決能力とコミュニケーション能力を培ってきました。 貴社は、業界トップクラスの技術力を持つ企業であり、常に新しい製品を開発しています。私は、これまで培ってきた経験を活かして、貴社の製品を顧客に提案し、顧客満足度向上に貢献したいと考えております。

 
具体的な経験を挙げることで、説得力を高めることができます。また、顧客との折衝で培ったスキルもあわせてアピールすると良いでしょう。
 

機械へのスキルをアピールする場合

機械へのスキルをアピールするする場合の書き方例文は、以下になります。
 

私は、前職で〇〇メーカーのフィールドエンジニアとして、5年間勤務していました。主に、〇〇製品の設置、メンテナンス、修理を担当しており、顧客満足度向上に貢献してきました。特に、〇〇のトラブルシューティングに精通しており、顧客から高い評価を得ていました。
 
貴社のフィールドエンジニア職では、前職で培った経験とスキルを活かし、より多くのお客様に貢献したいと考えております。また、貴社のグローバル展開に貢献できるよう、英語力も向上させていきたいと考えております。

 
具体的なスキルや経験を記載して、説得力を持たせましょう。また数字を用いることで、客観性を高めることができます。


フィールドエンジニアになるために必要な資格はある?



前提として、フィールドエンジニアになるために必須の資格はありません。
 
ただし、以下のような技術系の資格を取得していると、転職や待遇の面で有利になりやすいです。

1. 技術系資格

情報処理技術者試験

ITパスポート、基本情報技術者、応用情報技術者、データベーススペシャリスト、セキュリティスペシャリスト、ネットワークスペシャリストなど

マイクロソフト認定資格

MCP、MCSA、MCSEなど

オラクル認定資格

OCA、OCPなど

ネットワークスペシャリスト試験

CCNA、CCNPなど

プロジェクトマネジメント試験

PM


また、語学系の資格を取得していても、他の人との差別化になるので良いでしょう。


フィールドエンジニアに求められるスキル4選



フィールドエンジニアになるために有利な資格を紹介しましたが、フィールドエンジニアになるためにはスキルや経験の方が重視される傾向です。
 
特に求められるスキルは、以下の4つです。

  • 臨機応変さ
  • コミュニケーション力
  • 論理的思考力
  • 機械への知識

 

臨機応変さ

フィールドエンジニアは、顧客の現場に赴き、製品の設置、メンテナンス、修理などを行う技術職です。顧客の状況や環境は常に変化するため、臨機応変に対応できる能力が求められます。
 

コミュニケーション力

フィールドエンジニアは顧客と直接対面して作業を行うため、コミュニケーション能力が非常に重要となります。顧客の要望を正確に把握するためには、顧客とのコミュニケーションが不可欠です。顧客は専門用語を使わないで説明することも多いため、フィールドエンジニアは顧客の言葉に耳を傾け、意図を正確に理解する必要があります。
 

論理的思考力

フィールドエンジニアは、顧客の現場で様々な問題に直面します。これらの問題を迅速かつ的確に解決するためには、論理的思考力が必要不可欠です。
 
具体的には、以下の能力が含まれます。

  • 問題を分析し、原因を特定する能力
  • 複数の解決策を検討し、最適な方法を選択する能力
  • 考えを分かりやすく説明する能力

 

機械への知識

フィールドエンジニアは、顧客の現場で製品やシステムの設置、メンテナンス、修理を行います。そのため、製品やシステムの構造や機能を理解していないと、適切な対応ができません。
 
また、製品やシステムが故障した場合、フィールドエンジニアが原因を特定することになります。解決するには、機械に関する幅広い知識と経験が必要です。


フィールドエンジニアに関するよくある質問



ここからは、フィールドエンジニアに関するよくある質問に回答していきます。
 

フィールドエンジニア未経験者の志望動機の書き方は?

フィールドエンジニア未経験者の志望動機は、以下の3つのポイントを押さえることが大切です。

  • なぜフィールドエンジニアになりたいのか
  • なぜその企業を選んだのか
  • 自分の強みや可能性

 

フィールドエンジニアの年収はいくら?

フィールドエンジニアの年収は経験やスキル、勤務先、地域などによって異なり、一般的には300万円~700万円程度です。
 
【あわせて読みたい!】フィールドエンジニアとは?年収や将来性、求められるスキルについて解説

サービスエンジニアとフィールドエンジニアの違いは?

サービスエンジニアとフィールドエンジニアは、顧客の現場に訪問してサービスを提供するという点では共通していますが、具体的な業務内容や求められるスキルには違いがあります。
 
以下、サービスエンジニアとフィールドエンジニアの主な違いです。

 

サービスエンジニア

フィールドエンジニア

主な業務内容

顧客の要望を聞き取り、最適なサービスを提案・設計・構築・運用

顧客の現場に訪問し、製品やシステムの設置・メンテナンス・修理

求められるスキル

コミュニケーション能力、コンサルティングスキル、システム知識

技術力、問題解決能力、体力

キャリアパス

営業、コンサルタント、マネージャー      

スペシャリスト、技術管理者


【あわせて読みたい!】
【例文あり】サービスエンジニアの志望動機のつくり方をケース別に紹介!

まとめ



今回は、フィールドエンジニアを目指す場合の志望動機の書き方について、解説してきました。フィールドエンジニアは未経験からでも目指せますが、スキルや経験を重視される傾向があるので、志望動機を書く際は自分のスキルをどんなことに活かせそうなのか明確に書くことが大切です。
 
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